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中国の価格
中国の給与水準と比較して、中国の価格は高いと言われている。
中国本土で就労するサラリーマン層の平均給与は日本円で約1万〜3万円程度である。しかし、衣類の平均価格は日本円で500円〜30,000円であり、電化製品の中でも携帯電話は日本円で5,000円〜75,000円であり、これらからも、給与水準と比較して中国の価格は高いといえる。これらの要因として、中国国内は経済成長の過程にあるが、他の先進国の技術や商品が流入しており、そのため、国内の給与など一般的な生活水準よりも、中国の物品等の価格が高くなっていると考えられている。また、BRICsの一員であり、その中でも1番の経済成長率を誇る中国には富裕層が増加していることも中国の価格(物価)上昇の一因と考えられている。
食料品における中国の価格は日本と比較して1/10〜1/20であり、中国の給与水準に見合っていると思われるが、加工食品やレストランなどでは比較的高い価格が設定されており、日本料理に限っては価格のレンジが日本円で750円〜3,000円と、日本国内のレストランと同等の価格設定がされている。
また、マーサー社により中国の価格上昇を裏付ける調査結果が出されており、この中国の価格調査結果によると、北京の価格上昇は世界の中で、前年の20位から9位まで順位を上げ、上海、深セン、広州も25位以内に入っている。これは、中国の価格上昇を客観的に述べていると言える。
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